「サイレントマジョリティー」を聴きながら
はじめまして。
「いづか」と申します。
新卒2年目、休職中です。
配属されてから2、3か月ほどで、自分がおかしくなりました。
「自分がおかしくなった」ということに気づけたのは、それから数か月先のことでしたが。
私は、「人数に見合わない業務量と売上目標を設定されているうえ、人間関係は最悪。上司に嫌われたら終わりだ」と社内で評判の部署に所属しています。
定期的に人が辞める。そして一人当たりの業務量が増える。それに耐えきれず、また人が減る。そのループを何年も繰り返しているようです。
実際、私が部署に配属されてから数か月の間に、2人の先輩が去っていきました。
入社当時の私は、自分が配属される部署が「そういう場所」であることなど、もちろん何も知りませんでした。
仕事ができず、気配りができず、ミスを繰り返し常におどおどしていた私は、当たり前のように上司の「お気に入り」にはなれませんでした。
上司に毎日面と向かって暴言を吐かれ、他部署の無関係の人にまで私の愚痴を撒き散らされました。
最初は辛かったけれど、徐々に慣れました。
何を問われても「すみません」としか言えなくなったころから、生活能力も落ちました。
朝起きられなくなりました。
化粧をする気がおきなくなりました。
ファッションには割と興味とこだわりを持っていたけど、どうでもよくなりました。みすぼらしい服装での出勤が平気になりました。
ごはんもきちんと作れなくなりました。
出勤40分前にようやく起床し、朝食にカントリーマアム2つをコーヒーで流し込み、弁当箱に解凍した白ご飯と冷食を2品詰める。
髪を一つに適当にまとめて、化粧は下地とパウダー、あと眉を描くだけ。リップやチーク、アイシャドウなんて塗る気力はありませんでした。ファンデーションやコンシーラーも面倒になりました。
ベランダから取り込むのを忘れていた服を適当に掴み、汚い靴を履いて、始業1時間前に会社に到着できるよう家を出る。
昼休みは、デスクでキーボードを叩きながら冷たいお弁当を食べる。美味しくないです。
そして毎日仕事を消化しきれず帰宅。ろくにその日の復習も勉強もせず、作り置きのおかずを食べて、お風呂に入って、明日への恐怖に怯え泣きながら髪を乾かして、就寝。
土日は無理矢理外に繰り出して散財し、気分転換に努めましたが、秋頃にはその気力もありませんでした。
肌と髪はボロボロになりましたが、痩せました。ラッキーでした。
12月末ごろ。
休日にお洒落な街で訳も分からず泣きじゃくり、突然座り込む不審な女となった私を、両親が無理矢理病院に連れて行きました。
すぐに「うつ病」の診断書を書かれ、そのまま実家に帰るよう医者と会社に命じられました。
部署の「お荷物」だった私は会社にさらなる大迷惑をかけることになりました。
今頃部署内ではもう「いなかった人」にされてるんだろうな~。
今休職して4か月ほどとなりました。
大体引き籠っていましたが、やることが尽きてきた。
何か継続してできることが欲しい。
家にこもりがちだけど、何らかの手段で人・社会と繋がりたい。
そろそろ文章を書く練習もしたいし、こんな良くも悪くもなかなか経験できないであろうこと、できれば記録に残しておきたい。
まめでない私にツイッターは難しそうなので、ブログを始めます。
今回は愚痴を垂れ流すような重苦しい記事になってしまいましたが、今後このような記事を書くのはなるべく避けます。自分の精神の安定のためにも。
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果たして私は、私らしく生きて行く自由があるのでしょうか。